新車で買って間もないというビックスクーター
本日はバイク鍵開けで台東区上野に行ってきました。バイク鍵を紛失しての鍵開け依頼かと思いきや、チェーンロックが後ろタイヤの間に絡まってるではありませんか!どうやらチェーンロックをつけてることを忘れて発進してしまい、後ろタイヤに挟まってどうしようもなくなってしまった様子。チェーンロックの鍵開け経験はありますが、そのときは鍵紛失による依頼でチェーンロックの鍵を新しく作って開けました。ただ、今回は鍵はあるものの、タイヤの間に食い込むように挟まってしまっているため、鍵を使っての開錠は難しい状態です。
今回の問題は、安物の細いチェーンロックであれば金ノコ、ハンマーを駆使して力ずくで切断することもできますが、写真を見ても分かる通りしっかりとした太いチェーンロックだということ。そこで、こうした太く丈夫なチェーンロックを切断するときには油圧カッターを使っていきます。油圧カッターは、パイプ・金属など強力なものを切断するときに最適な工具です。油圧カッターの種類にもよりますが、ワイヤーロープ、アルミ棒、鉛ケーブル、地中線ケーブルと切断できるものの種類も様々。今回は作業車にのせている手動式油圧カッターで、タイヤ後ろに挟まったチェーンロックを切断していきました。
太いチェーンロックではありましたが、油圧カッターを使ったため5秒程度で切断完了です。無事にチェーンロックを切断した後は、バールとハンマーで後ろタイヤに挟まったままのチェーンロックを叩き出して終了です。早くバイクに乗りたい気持ちが先走って起きてしまったトラブル。チェーンロックをかけてることを忘れて走り出してしまうと鍵がタイヤに絡まってしまうだけでなく、横転などの思わぬトラブルにも繋がりかねませんので気をつけてください。
またチェーンロックの鍵を失くしてしまう方、ダイヤル番号を忘れてしまう方も少なくありません。今回のように油圧カッター等で切断開錠する場合は稀で、通常は鍵を作成しての鍵開けになりますので、せっかく買ったチェーンロックを壊されたくない・今後も使用し続けたいという方はぜひ当社までご相談ください。
チェーンロックは防犯力が高ければ高いほど、値段も張ります。平均でも1万円前後はする鍵ですし、大切なバイクを守る鍵です。長く使用し続けるためにも大切に保管・使用しましょう!