本日は福岡市博多区吉塚で住宅開錠をしてきました。鹿児島本線の吉塚駅を真っすぐいき、吉塚通りを超えた先にある吉塚3丁目にある戸建が現場です。
依頼内容:戸建て玄関の鍵開け
設置されていたのは、アルファのピンシリンダー。設置年数・使用年数ともに古そうだな…と予想したまでは良かったのですが、ピッキング作業にて開けようとしたのも束の間。シリンダー内でピッキングツールが回らない。(※ピッキングツール:開錠用工具)
ピッキングツールでシリンダー内のピンが回らないということは、アンチピンが採用されている不正解錠対策済みの鍵の可能性大です。ただ、幸いにもドアスコープがついていたため、ピッキングでダメならドアスコープからオープナーを通しての開錠だ!ということでマンション宅でいつも行ってる開錠方法にて進めていきました。作業時間は到着から15分ほど。しかしながら、今回の住宅鍵では何故ピッキングができなかったのか?皆さんが気になるところについて解説していきます。
アンチピンとは、ピン内がアクションの微妙な誤差に瞬時に反応し、不正解錠を阻止する3方向ランダムのピンのことです。ピンシリンダー内にアンチピンが採用されものは、ピッキングなどに不正解錠・工具の侵入を防ぐ働きをするので、かなり防犯上も信頼が高くなります。不正解錠・工具の侵入を高い確率で防ぐため、今回私がピッキング工具を通し入れようとしたときに、シリンダー内部でうまく回転しなかったのだろうと思います。当然、今回のような場合でも当社ではピッキング以外の方法、・オープナー開錠 ・鍵作成にて開錠 と方法を変えて解決していきますのでご安心ください。