シリンダー内部は汚れが溜まりやすい（荒川区西日暮里）

東京本社の酒井です。本日は勝手口の鍵が壊れてしまったという住宅へ、鍵修理に行ってきました。勝手口に問題を抱えているのは、荒川区西日暮里の住宅兼、生地販売をしている店舗の戸建てになります。

〝鍵を差しても回らない・鍵がささらない時すらある〟

とのトラブルです。現場で勝手口の鍵を見る限りでも、シリンダーの古さと汚れが目立ちましたから、トラブル内容も納得…シリンダー内が汚れで埋もれてしまっているようにすら見えました。ちなみに、この西日暮里での勝手口についていた鍵はAGEのディスクシリンダーです。

破壊やサムターン回しに強いと言われているディスクシリンダーなので、勝手口など外に設置されていても見えずらい箇所、不法侵入されやすい箇所での設置は効果的。勝手口などに室内錠などと一緒の簡単な鍵を設置する方もいらっしゃいますが、勝手口であってもメインの玄関扉と重要性は同じです。西日暮里での勝手口のように、勝手口であってもディスクシリンダーなど防犯性の強い鍵の設置がお勧めです。

作業工程は専用ドライバーを使用して丁寧に取り外していきます。取り外した後はシリンダーの回りを確認し、内部の調整を細かくやっていくのですが、今回はシリンダー内部の調整はほとんど必要なしです。それ以上に、シリンダー内の汚れがびっしりという形でした…鍵がささらない・回らなかった原因となる詰まりを、シリンダー洗浄で取り除いていきます。シリンダー洗浄をしてみると、タオルに油のようなべとべとした液が大量についていました。恐らく鍵の状態が悪かったから、ご自分で市販の潤滑剤をさしたのかな？と思います。そして、取り外したシリンダーを戻す前に勝手口扉と設置面の確認をし、扉と鍵との接触面にズレが生じていないか？扉自体が傾いていたり歪んでいたりはないか？を見ていきます。

勝手口の鍵トラブルで最も多い〝鍵故障・不調〟　こうしたトラブルのほとんどがシリンダー内の汚れからです。〝勝手口の鍵だし…玄関の鍵よりは必要性を感じてないし…〟この意識のままではマズイです。勝手口=玄関扉←と意識づけて、勝手口の鍵の防犯性・重要性を考えていきましょう。