〝今付いている鍵が古いので、新しいものに交換してほしい〟という依頼が入り、新宿にあるマンションへ行ってまいりました。新宿のど真ん中、歌舞伎町を少し抜けた先にあるマンションでの交換作業。
玄関表面から鍵チェックをします
上の写真が表面になるのですが、ぱっと見た感じでは鍵から古さは感じません。ただ、内鍵側から確認してみると、鍵周り、鍵本体(つまみ)部分にサビつきが見られました。
それもそのはず、お客様に使用年数を聞いてみると「このマンションに引っ越してきて10年ちょいなので、鍵も同じ年数です」と。よく10年間も不調なくやってこれました…恐らくシリンダー内はもっとサビつきが激しいはず…と交換作業がてらにシリンダー内を見てみると、私の予想は的中です。
サビだらけのシリンダー
シリンダー内部がこれだけサビついているのも珍しいですが、使用年数10年超えということで納得…。というよりも、よくこれだけサビていたのに大きな不調が出なかったな~とある意味感心です。今日まで10年よくぞもってくれました!しかし、今日でこの鍵とはおさらばです。
鍵折れや鍵抜きなどの二次トラブルが起こる前に、鍵交換をして良かったです。また鍵を長年使用していると、サビは避けきれない問題です…鍵の寿命は長くて5年といわれています。最低でも鍵を使用し始めて、2年以上経過している場合にはシリンダー内の点検をお勧めします。