依頼車:ロータス ヨーロッパ
50年ほど前の車種になります。依頼してくれたお客様によると、こちらの車は乗っておらず、放置しっぱなしの状態だったと…また今回はエンジンをかけたい!という訳でもなく、とりあえずで扉の開錠だけをお願いしたいとのことでした。
私が知る限り、ロータス ヨーロッパには鍵が5つも存在しています。まず1つ目が扉を開けるための鍵、2つ目がエンジンをかけるための鍵、そして燃料タンクの鍵が左右それぞれ1本ずつ、最後の5つ目がフロントトランクとリアエンジンフードの鍵です。ただ今回はあくまでも扉の開錠のみ。つまり必要かつ作成する鍵も1つとなります。
扉の鍵穴から鍵構造を読みとり
キーマシーンで作っていきます。ちなみにこちら、ロータス ヨーロッパの扉鍵は両側にカットが入っているタイプの鍵。今回作成した鍵で、運転席ドア・助手席ドアと開け閉めが出来るようになりました。恐らく、開錠後に中を掃除して誰かにお譲りするのかな?
普段このようなレトロな車を作業する機会もあまりないので、とても楽しい作業になりました。久々、年代物の車に触れることができました!ご依頼有難うございました。
現場:港区芝公園近辺