本日は松戸市新松戸のあるお店へ。店舗からの鍵トラブル依頼でした。
鍵の修理作業
上の画像をご覧いただくと分かるように、シリンダーが分解されてバラバラになっています。店舗入り口の鍵が先端から折れてしまった、鍵の半分が鍵穴に詰まってしまった、というトラブルです。力いっぱい回したわけじゃないのに!普段通りに鍵をさしただけなのに!!…なんてパニックになると思います。しかし鍵折れトラブルはいつも突然に起こります。
もちろん金属劣化や、鍵の不調・故障が関係しているのですが、お客様からしてみれば〝昨日までは普通に使えてたじゃないか!〟こんな心境だと思います。しかし折れてしまったものは仕方ありません。鍵修理および場合によっては鍵作成が必要です。
鍵折れトラブルでは分解修理が必須
シリンダーを分解し、折れてしまった鍵の先端を取り出していきます。スペアキーをお持ちの場合は、鍵折れの取り出し作業のみで完了。スペアキーもなく、鍵が1本も無くなってしまった場合にはここから鍵作成の作業にうつります。今回の依頼主様は、店舗鍵ということで念には念をで、スペアキーを3本持っておられたため、折れた鍵を引き抜いて作業は終了でした。
※折れた鍵を無理矢理引き抜かないようお願いします※
シリンダーから鍵の先端が飛び出て折れた場合、ご自分で取ってみよう!とピンセットなどで引っ張り出そうとする方がいます。シリンダー内はいくつものピンやタンブラーがあり、組み換えなどの構造も複雑です。そのため、ご自身の判断で引き抜きをおこなおうとすると、余計に折れた鍵が奥へ詰まってしまったり、鍵穴をボロボロに削ってしまったりします。鍵抜き作業は正確・的確なバラしが必要な作業です。必ずプロの鍵屋さんへ依頼をだすようにしましょう。