高松市は片原町から住宅開錠の依頼がありました。電話口からも緊迫した空気・焦りが伝わっていたため、緊急事態が発生しているんだな!と直感で感じ、現場まで急ぐことに。片倉町の緊急事態発生現場はこちらのマンションです。
お客様である男性に状況を聞いてみたところ
『仕事帰りに自動販売機でジュースを買おうとした時、側溝に鍵を落としてしまった』 という事でした。鍵紛失とは違い、目の前で落ちてしまったこと、しかも側溝ですから鍵は届く範囲にはある…でも取れない…非常にもどかしくショックなトラブルです。そしてこの後予定があるというお客様の男性は、焦り気味の様子でもありました。
お急ぎということもあり、すぐに玄関前へ移動し作業開始です。一先ず、開錠作業の方からスタート(この後鍵交換もおこなうため、オープナーでの開錠方法ではありません)
プラスドライバーで
鍵内部(ピンタンブラー・シリンダー・ネジ)と全て分解していきます。分解されたキーケース内は、ピン・ネジ・シリンダーと全てバラバラになります。こうしてバラバラにする事で、ロックされていたネジ・シリンダー内部が解除(開)されます。
シリンダー分解方法にて、無事に扉は開錠。そしてここから側溝に落としてしまった鍵の交換作業に入らせていただきました。鍵メーカー・種類は変えず同じものを!というご希望でしたので、今回も同じ製品MIWA RAをその場で提供させていただきました。
作業中、お客様が 「ツイてない!本当にツイてない!」と何回も嘆いていたのが印象的な現場でした。側溝に鍵を落とす…自分に置き換えて考えてみても本当にショックなトラブルだと思います。予期せぬ側溝の罠!皆さんもお気をつけください。