東京本社の後藤です。本日のテーマは「HONDAライフのキータイプ」について。何故だか私が担当する依頼には、HONDAライフからのカギ開け・作成案件が多いのですが、HONDAライフの鍵をいじっていると鍵の深さに面白みを感じます。年式によって見事なまでにキータイプも違うので、作業するのが面白いのです。
スマートキータイプ、内溝キーから始まり
キーレスエントリータイプ、イモビライザーキーなどなど。ライフはライフでも年式によって、鍵種類は大きく変わってきます。電話で依頼をうける時、当社ではまずはじめに車種を聞きますが、「ライフです」からでは確実な鍵種類が読めません。そのためオペレーターが年式をお聞きすることがあると思います。
ライフにご乗車されている方が今後鍵依頼をする機会があれば、参考までにお読みください。
●スマートキー(イモビライザー)の場合は?
・スマートキーがついているタイプだとイモビライザーも搭載されています。そのため特殊キー扱いになり、鍵作成の機械で作った後に登録作業もおこないます。車本体で登録が完了されないとエンジンがかからないようになっています。最近では車にも防犯性が強く求められているので、ライフだけに限らずイモビライザー搭載車が増えています。
●内溝キーの場合は?
・一般的なシリンダー作成です。鍵穴から鍵内部の情報を読んでいき、読んだ情報を元にブランクキーを削っていきます。専用の機械で削るのみなので、読んだ鍵穴の情報が正しければ大体は一発でカギ開け・作成が成功になります。
●キーレスエントリーの場合は?
・キーレス登録が必要です。イグニッション、車体、トランスミッタなどを通して、作動確認をしていく作業で、電子機器なので内溝キーの作業とは大きく異なります。
HONDAライフに限らず
他の車種でも同じですが、トラブルが起こったときにカギについている機能によっては、鍵屋での作業が違ってきます。自分の車がどのキータイプなのか、どんな機能がついているのかを把握しておくことはとても大切です。
昔であれば国産車はキーナンバーが刻印されてましたが、その刻印から簡単に複製できてしまうこともあり、近年ではキーナンバーが直接刻印するメーカーも減ってきました。その影響もあり、鍵作成の技術も大きく変わってきています。と同時に鍵自体の進化に追いついた作業、対応ができるよう当社でも日々技術を磨いています。HONDAライフはもちろん、国産車・外国車・トラック・バス・原付バイク・大型二輪の鍵作成も大歓迎です。
(写真:HONDAライフは船橋市西船橋)