札幌支社の門前です。本日は西5丁目樽川通り沿い、新琴似中学校と新琴似神社をもっと直進した先にあるマンションへカギの修理をしに行きました。新琴似8条7付近が本日の出張先です。依頼してくれた方の話によると〝最近カギを差しても回らなかったり、差し抜くときに固く突っかかりを感じたりする〟とのことでした。新琴似でのお客様のように、抜き差し時の不調はシリンダー内の不調またはカギ本体の歪みや欠けが原因です。
抜き差し時の不調はどちらのパターンが原因なのか?
まずは手始めにカギ本体(ギザギザ鍵)の状態を見させていただきました。そのところ、歪みなし!欠けなし!異常なし!鍵本体に何も問題がないということは…シリンダー内の不調で間違いないでしょう…原因が分かれば後は簡単。上の写真のシリンダー本体を取り外して見ていきます。
設置されていた鍵はGOAL V18
取り外した後、シリンダー内をくまなく見させてもらいましたが、写真をご覧の通り〝錆つき〟が原因で鍵を差し込んだときに抜き差しが固くなっていたようです。また写真にある、シリンダー後ろ部分の2本の突き出ている棒の反応も悪かったため、内側の鍵と外側の鍵とがうまく作動しなかったのでしょう。
シリンダー内の部品が破損していたわけではなく〝錆つき〟が原因だったため、今回はキースムーサーにてシリンダーを洗浄して終了です。綺麗に錆つきを落とし、最後に潤滑油をシリンダー内にも差し込めば完璧な作業で完了。作業前と作業後では驚くほど、鍵のとおりが良くなりました。
キースムーサーが凄い!というのはもちろんですが、〝錆つき〟が原因で鍵の抜き差しが固い・回らないというトラブルはとても多い事例です。特に鍵は外にさらされているものですし、金属なので雨や湿気ですぐに錆ついてしまいます。ただ、鍵本体は目に見えているもの・常に持っているもののため変化はすぐに見てとれますが、扉側に設置されているシリンダー内の錆つきを確認することはとても難しいですよね…当然覗いても真っ暗で何も見えません…
自分で〝錆つき〟を確認できるときは
既に抜き差し時になんらかの不調を感じたときだと思います。不調を感じてからの故障は早いです!最悪は鍵折れ・鍵が抜けないなんてトラブルに繋がりかねませんので、長年同じ鍵を使用している人は一度鍵屋さんでシリンダー内を洗浄してもらった方が良いかもしれません。
鍵の寿命は3年から5年といわれています。3年以上同じ鍵を使用し続けている人は、そろそろ鍵本体に不調が起きてくる頃です。当社では点検・洗浄のみでも即日出張しているので、お気軽にお電話いただければと思います。