東京本社の海老沢です。今日は東京都文京区は千駄木にて住宅開錠をしてきました!そして依頼してくれたお客様は20代女性。到着してすぐ「どこで鍵を失くしたのかも不明で…スペアは家の中にあるので、とりあえず急いで開けていただけると助かります…この後仕事もあるので…」と。玄関鍵を見たところ、LSPということで時間がかかる作業ではないことが分かるので〝作業時間は大体10分前後なので大丈夫ですよ〟とお伝えし、作業を開始しました。
玄関鍵であるLSPとはどんな鍵か?
防犯性の高いロータリータンブラー構造になっている鍵です。ロータリータンブラーとは、正しい鍵をさすことで鍵内にあるタンブラーが軸を中心に回転し作動する仕組みです。つまり、ピッキングなどの不正解錠が難しいシリンダー仕様になっているということ。またこのU9のLSPは、タンブラーが9列9枚の4段変化で、鍵違いの数も150.994.944通りなので、防犯対策としては余裕をもって対応できます。そのため開錠するにあたってもピッキングでの開錠は行いません。ピッキング開錠ではなく、ドアスコープ(玄関扉についている覗き穴)を利用して扉を開けていきます。
ドアスコープである覗き穴を利用
ドアスコープに穴を開けて、その穴から当社独自の開錠用工具を入れていきます。(ドアスコープの穴は開錠後にしっかり塞いで元通りにさせていただきますのでご安心ください)開錠用工具を通した後はもう簡単。L字型をした工具なので、内側から鍵を引っかけるかたちで開錠するのみです。今回は内側鍵が防犯サムターンではなかったので、ドアスコープの穴を利用して作業時間10分前後で完了しましたが、万が一内側鍵が防犯サムターンの場合は作業時間が20分前後になります。
鍵メーカー、内側鍵の仕様によっても開錠法は様々
ご依頼時にお電話でお伝えする内容と、現場にて玄関鍵を確認した後での作業内容に変更がある場合もございますので予めご了承ください。また作業内容や料金につきましては、必ず作業開始前にお客様にお伝えし、ご了承いただいてからの作業になりますのでご安心いただければと思います。作業にあたっての疑問、鍵についての不安なことがあればその都度、我々作業員にお話ください。