本日の現場は南区阪東橋の通り沿いにある戸建て住宅。依頼してくれたのはこの家に住むおばあちゃんからでした。
使用年数の長いサムラッチ錠
〝玄関鍵のサムラッチがうまく作動しない〟ようで、鍵が壊れてるのか?サムラッチの押す部分が壊れてるのか?を見てほしいという依頼内容です。
依頼主であるおばあちゃんに、どのくらい使用年数が経っているかを聞いてみると…〝30年以上は使ってると思うわよ〟とのこと。昔は鍵の洗浄もちゃんとしていたと言っていましたが、しっかり洗浄をしていたって、よくぞ30年も持ったなと驚きです。
サムラッチがうまく作動しない・鍵も引っかかる時があるとのことで、完全に鍵の寿命からきている不調だと思いますとお話し、今回のトラブルを機会に鍵を新しいものに交換することになりました。そうは言っても長年愛用してきた鍵ですから、おばあちゃんもこのサムラッチ錠に慣れているでしょう!ということで今回は大きくメーカーや鍵種類を変えることなく、使用していたサムラッチ錠とまったく同じタイプのものへと交換させていただきました。
作業後〝動きやすくなったわ!前の鍵だと重かったのよ〟と言っていただき一安心…サムラッチ錠が重かった原因は、シリンダー・ケース内の錆びつきだと思われます。30年以上も使い続けていれば、作動が重くなるのも無理ないですよね!
通常鍵の寿命は3~5年といわれていますから、阪東橋のこのおばあちゃんの家のサムラッチ錠は大往生以上の寿命でした!とはいえ、寿命を超えた鍵は常に故障トラブルとと隣り合わせの状況にいます。大往生を期待して使い続けるよりも、鍵の使用年数が3年以上経過したら一度点検をしてもらうか、新しい鍵へ交換するかの方法をお勧めします。