本日は大阪市中央区玉造にて住宅開錠の依頼です。
設置されてるサムラッチ錠
最近ではこういったタイプの鍵を見かけることも少なくなってきた気がします。アンティーク風でお洒落だなと思う反面、どうしても一昔前の玄関錠のイメージがあります。設置されてる戸建ても少ないからか、サムラッチ錠への作業も自然と少なくなってきました。
鍵紛失からの開錠だったのですが、と同時にお客様から〝開けた後でいいやけど、鍵の接触不良も見てほしい〟との要望です。見た限りでもかなりの年月設置されてるサムラッチ錠…おそらくシリンダー内が寿命を迎えようとしているのでしょう…といってもまずは開錠しないことにはシリンダー内も詳く見ることができないので、開錠作業から始めていきます。
サムラッチ錠メーカー:アルファ
このタイプのサムラッチ錠は平成元年前後に多くの戸建てドアに取り付けられているタイプの錠前。錠ケースには上下とも〝ALPHA〟と刻印されていると思います。ここから従来のシリンダーにも、最新の防犯シリンダーにも交換することができます。(サムラッチ錠から鍵交換をする方増えてます!)
開錠方法としては、玄関扉に覗き穴がついていたため、その穴へ工具を通し入れて内側の鍵2つを解錠していきました。上下二つのロック解錠、僅か20分程で完了です。今回はサムラッチ錠の開錠作業でしたが、ここから交換・修理への作業変更にも対応しています。またサムラッチ錠以外にも、昔ながらのレバーハンドルや引き戸錠、円筒錠への作業もしています。
大阪市中央区玉造(現場写真)のお客様がいっていたサムラッチ錠の接触不良は使用年月からくる劣化が原因でした…今回は交換は検討するということだったので、ケース内を分解して調整をさせていただき、一先ず接触不良を直させてもらいましたが、使用年月からの劣化は調整をしても、時間が経過すればまた不調が出てきてしまうでしょう…完全に故障してしまう前に、新しい鍵への交換をしていただけたらと思います。
(大阪支社 大迫)