大阪市西区西長堀にある駐車場から入った〝車カギ製作〟案件になります。
依頼車種:ホンダのエアウェイブ(年式不明)
カギを失くされたとのことで、即日カギ作製の依頼をしてくれました。今回のエアウェイブはイモビライザーが搭載されていますので、イモビ対応のカギを製作していかなくてはいけません。
といっても最初の手順はイモビ無しの車同様、扉側の鍵穴からカギを作っていきます。扉側の鍵穴から段差を読み込み、ブランクキーを作り、開錠します。その後、エンジン基盤からイモビライザーの登録作業をし、合計2本(扉カギとエンジンイモビライザー登録キー)のカギを作っていきます。
トランスポンダーとの一致
上写真のカギ下にある、薬カプセルのようなものがトランスポンダー。イモビライザーは専用キーに埋め込まれた、このトランスポンダーと呼ばれる電子チップの照合でエンジン始動がされています。
そのためトランスポンダーと車両側のIDを一致させないとエンジンがかからない仕組み。車両側のIDとトランスポンダーのIDコードを一致させる登録・照合作業が必要になります。
エンジンキー完成後は
メーターにある緑ランプの点滅が消えるのを待ちます。緑ランプがイモビライザーの警告灯になるのですが、この点滅が消えるとエンジンがかかる仕組みになっています。上の写真は緑ランプが点滅している写真です。
この後点滅も消え、無事エンジンがかかりました。作業時間はトータルで3分程度です。他社や町の合い鍵屋さんでは、このトランスポンダー照合の判別機がないことが多いため、イモビライザーキーの作成に対応していないところが多いでしょう。
イモビライザー搭載のお車に乗られている方で、万一カギトラブルに遭われた場合には、必ず〝イモビライザー対応〟の鍵屋さんかの問い合わせをしてから依頼するようにしましょう。当社ではこのトランスポンダー判別機、登録、照合のためのコンピューターマシーンも作業車に積んでありますので、安心してご相談ください。