東京本社の伊藤です。本日のお客様は府中市から〝ドアガードが勝手に閉まってしまった〟というトラブルでお困りの方。府中市は多磨霊園近くにあるマンションへ行ってきました。
ドアガードって?
ドアガードとは、玄関鍵本体部分(シリンダー)ではなく、上写真にもある鍵本体上のロックする箇所をいいます。本来のドアガードの目的は、ドアノブを解錠してもドアガードの引っかかりで侵入を防ぐためのもの。
今回の住宅の他には、チェーンタイプのものもあります。ピッキングなどで玄関鍵が開けられても、ドアガードやドアチェーンでロックをしていれば、最後の砦となってくれる防犯効果があります。
「ドアガードが勝手にかかってしまった」
特に、こうしたトラブルが目立つのは老朽化した建物のドアガード。また勝手に閉まってしまう理由には2つあり、1つはドアガードの緩み。2つ目は、部屋の中に人がいるケースです。(住人同士のケンカ、お子様による閉め出しなど) 今回のお客様のドアガードは1つ目のドアガードの緩みが原因でのトラブルでした。
ドアガードの開錠では、まずシリンダーをお客様のお持ちの鍵で開けていきます。開錠後、ドアガードのかかっている扉を僅かに開け、開いている隙間から特殊工具を入れます。この工具をドアガードに引っかけるような形で、ロックを解除していくのです。
万が一、2つ目のケースである部屋の中に人がいる場合、住人同士のケンカ、安否確認などの際は、予めお電話にて状況をお伝えください。