「車の鍵を作ってほしい」との電話から、向かった先は名古屋市守山区の大森・金城学院前近くの駐車場。駐車場につくと、そこには立ち尽くしている20代前半の男性がいました。「昨日から友人の家に遊びにきていて、いざ車で帰ろうとしたら鍵がなくて…」と。鍵はポケットに入れっぱなしにしていたようで、おそらく落とされたのかなと思います。
作成のため車種を把握
車種はトヨタ アルファード。H15年式のアルファードでした。またこちらは4Cのイモビライザーキーです。イモビライザーキーを作成するためには、エンジン始動部や車体にあるエンジンコンピューターの情報が必要になります。そのためまずは車扉を開けていかなくてはいけません。
鍵穴から鍵を作成し開錠
車扉を開けます。無事に扉を開けられたら、あとはエンジンコンピューターを取り外し、基盤のチップの書き換え作業へ。
基盤のチップ書き換え
書き換え後に車体に戻すとイモビライザーキーの登録作業は完了します。最後に作成した鍵でエンジンがかかるかを確認し、作業は完了。このように基盤の取り外しから、コンピューターの登録作業はかなり細かい作業になるため、イモビライザーキー作成依頼でエンジンが無事にかかると、ホっとします。鍵をなくされて落胆されているお客様にも、少しは安心していただけたかな?と思います。