東京本社の永田です。本日は大田区池上での現場写真をアップしていきたいと思っています。
鍵が抜けなくなってしまった
鍵をいつも通り差したまではいいのですが、そこから回そうにも引き抜こうにも抜けなくなってしまったというトラブル。この日は外も雨で肌寒く、その上鍵が抜けないなんて災難続きなお客様でした。
上の写真にあるように、カギ抜きはシリンダーごと取り外して、中身を分解しながら引き抜いていきます。引き抜いた後は持つ側のカギに異常があるのか、それともシリンダー内に異常があるのかを見ていくのですが、今回の池上の住宅カギはシリンダー側に異常が見つかりました。
中身が汚れていたのはもちろん、シリンダー内にはたくさんの細かな部品があるのですが、その中の数本のピンがズレ込んでいたのです!
シリンダー内のズレ込みが持つ側のカギを差し入れたときに、うまく噛み合わずに引っかかってしまったのでしょう!当然引っかかりが生じれば、持つ側のカギとシリンダーが食い込む形ですから、カギが抜けないというトラブルが起こります。
トラブルの圧倒的原因は、長年同じカギを使用し続づけること
今自分が使っているカギ(シリンダー内)がどんな状態になっているのかを把握するためにも、定期的な鍵チェックは重要です!シリンダー内はご自身で覗けないと思いますので、必ずプロの鍵屋にご相談ください。
※持つ側のカギにすり減り・曲がり・ヒビを見つけたら必ず新しくカギを作成するようお願いいたします※
※こうした症状を放置してしまうと、鍵抜き以上のトラブル〝鍵折れ〟に繫がる可能性大です※
東京本社 永田