ドアスコープの穴を利用した作業（世田谷区松原）

東急世田谷線は松原駅近くの住宅から入った依頼です。　『鍵を会社に忘れてきてしまって…』と会社も鍵がかかっているため、戻っても自宅の鍵をとれる状況に無かった様子…依頼が入ったのも昨日夜の２３時と遅い時間でした。

現場についてからすぐに作業工程の説明

説明後に承諾をいただいた上で作業開始です。松原のお客様マンション鍵は、美和ロックのPRシリンダーです。PRシリンダーの開錠、今月に入って８件目。美和鍵の中でもU9とPRシリンダーの２つは設置人気の高い鍵なので、開錠依頼で当たる回数も多くなります。

開錠方法はドアスコープの穴を外して

オープナーを入れて内側ロックを解除していきます。この時、工具の先端でサムターンを傷つけないよう注意しながら、サムターンを引き上げ回します。

お客様宅のＰＲシリンダー内側がノーマルサムターンだったので、さくっと開けることができました！作業開始してからなんと６分で鍵開け完了です。

ノーマルサムターン様様…とはいえ防犯上、サムターン回しが簡単にできてしまう鍵では危険なので、サムターンカバーをつける・防犯サムターンに交換する、という対策も必要！

今では、私たち鍵屋でさえも手こずるような最新の防犯鍵が続々と出ています。簡単には開けられない鍵、簡単には入れない玄関扉、を目標に、ご自宅のカギについて考えてみてください。

（東京作業員　梅田）