北海道の作業員 門前が、一昨日行った「あいの里教育大近くの事務所」での作業内容を更新します!
作業内容は<金庫開錠>の現場でした。
シリンダー(差し込み口の鍵)は有る様子…恐らく問題はその横にテープで固定されているダイヤル部分であろう…と思っていると、お客さんの方から切り出されました。
「ダイヤル番号のまま固定してたつもりが動いちゃったのか、設定のダイヤルが分からなくなってしまって!!」と。
ダイヤル式金庫であるあるのトラブル内容です…
お客さん金庫のようにテープで固定しているつもりでも、テープの粘着が弱くなれば自然と動いてしまいます。何よりダイヤル番号のまま固定するということは、ダイヤル番号を公開してるようなものですから強いセキュリティが必要な金庫に対して、かなり無防備で危険な状態なんです…
とはいえダイヤル番号がズレてしまって開けられないというのも困りものですよね!所有している本人が開けられないのですから、防犯もくそもありません(笑)
分からなくなったダイヤル番号を解読して、開ける作業が必要です。
私が解読作業をするときは、解読専用のコンピューターマシーンを使う場合と、手動で地道にダイヤルの音を聞き取って解読していく場合と二つの方法があります。
(写真金庫 あいの里教育大近くの事務所にて)
この金庫のダイヤル解読は、
オートダイヤラーというダイヤル金庫を即座に解読してくれるコンピューターを使いました!
コンピューターでなく手動の場合にはスコープなど細かな工具を使って解読していきますが、どちらの作業法にするかは金庫メーカーや、金庫鍵の種類、金庫のサイズによって変わってくるので、現場の作業員の判断になりますのでご了承ください。
実際に現場で依頼物を見て、細かな作業が決定してする形ですが、開け方・解読法に関してはお客さんからのご要望もお聞きしています。もちろん金庫鍵を壊して開錠という手法はとっていませんので、ダイヤル式の金庫でもシリンダー式の金庫でも安心してお任せいただければと思います。
硬く回らなくなってしまったダイヤル金庫から、回したいけど番号が分からないダイヤル金庫まで
解読を得意とした作業員を手配しますよ!!
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ちなみに…
アンティーク調の金庫(古いタイプの鍵)などでも年式問わずに開けられます☆