大阪支社の松野です。本日は大阪市旭区千林の戸建て住宅へ出張です。依頼してくれたのはここにお住まいの奥様。奥様のお話しによると 「数週間前から玄関扉の取っ手部分がグラグラしている」 「日に日にガタつきが酷く、今にも取れてしまいそうで依頼しました」 とのこと。
現場到着後、すぐに玄関取っ手部分を確認してみると、グラグラしているといったレベルではないほどのガタつきが確認されました。恐らくこのまま放置していたら、確実に取っ手が外れてしまっていたかと思います。
意外と多い玄関扉のトラブルにも
当社には玄関鍵以外にも、今回のように玄関扉・取っ手で起こったトラブル依頼も寄せられます。例えば、ドアクローザーの緩みによって扉が急に閉まってしまう、扉を開け閉めするとギーギーと異音がする、ドアノブが回りづらいなどでです。また、今回の玄関取っ手のがたつきに関しては、意外に多い玄関扉のトラブルです。原因は取り付け部分の緩み・取っ手内部の破損であることが多く、作業には分解作業が必要になります。
ガタつきの原因を分解作業で確認します
取っ手部分のみ扉から取り外し、取っ手内をさらに分解していきます。分解してみると、取っ手内に入っているピンやネジなどの状態が一目瞭然。今回ガタついていた原因は、中にあるピンの取り付けが緩んでいたことでした。
鍵作業専用のドライバーにて、ピンを再度取り付けなおし、ガタつきが生じないように修理させていただきました。
ここで当社からの注意事項です。よく、玄関取っ手やドアノブがグラグラするといって自宅のドライバーでネジ調整をおこなってしまうお客様がおられます。ご自分で修理し、ノブ調整をした結果、玄関の開け閉めが出来なくなってしまった…鍵が作動しなくなってしまった…と再度依頼が入ることがあります。
一見簡単そうに見えるガタつきの修理ですが、取っ手やノブ、鍵ケース内の構造はとても複雑にできています。鍵自体の破損に繋がりかねませんので、自己流の修理は絶対に行わないでください。